こんなはずじゃなかったのに。なんだかしっくりいかないなあ。
心がざわざわして気になる時ってありますよね?
なんとなく落ち着かない気持ちの原因を
大きな視点でとらえ直す試みが書かれています。
「自分ってなんだろう—現代日本人の自己形成 」
はじめに
<私たちはどのように自己を形成してきたか>
〜戦後の社会環境の中で〜
・教育の視点から
・国際化時代の自己確立の意味
・自己形成のプロセス
・日本人の特質 (聞き手・NHKニュースキャスター 今井義典)
Ⅰ 他人のモノサシ、自分のモノサシ
<現代日本人の自己評価の試み>
・何によって人生をよしとするか
・目的達成による自己評価の可能性
・他者の存在価値
・手段を目的化する危険性
・人間性とは?
・自分をふりかえる時の問題
・かけがえのない、ありのままの自分を
・人生の究極的目的
<“自分らしさ”ブームを考える>
・ブームの社会的背景
・自分自身を探して
・“自分らしく生きる”とは
・さまざまな自己評価
・本当の自分のとらえ方とただ一つの基準
・自分のネウチと他人のネウチ
・自分のネウチを無条件に認める
<西洋人と日本人の自己認識>
・自分自身の要求がない!
・日本人は二人称の世界で生きている
・“みんな”と“私”の位置づけ
・西洋人のエゴイズムと日本人のエゴイズム
<私の日本人論>
・日本人論への私の関心
・日本人論ブームとその社会的背景
・日本人論に欠けている根本視点
・人間形成論とは
・社会的自己形成と日本人
・文化的自己形成と欧米人
・国際化社会で問われるもの
Ⅱ子どもたちのSOS
<登校拒否>
・登校拒否の社会的背景
・登校拒否児の二つのタイプ
・どのような経過をたどるのか
・行かせようとする親の試み
・子どもの抵抗
・再び学校へ行くまで
・なぜ、行けるようになるのか
・なお残る問題
<いじめ>
1 現象の考察
・昔の“いじめ”と今の“いじめ”
・現代のいじめの特徴
・いじめの構造
・子どもの心に潜むもの
2 背景の考察と克服の鍵
・属性主義から業績主義へ
・業績主義社会における不安
・“人なみ”志向の日本人
・業績主義の教育への侵入
・子どもの自己評価
・大学紛争、校内暴力、いじめ
・管理体制と子もどの自主性
・閉鎖的集団内の弱い者いじめ
・制度の改革による解決の限界
・大人が変われば、子どもが変わる
3 実践報告
・学校で
・家庭で−母親
・家庭で−父親
・地域で−私の自宅での「教育相談会」
・子どもの心の交流を持つために
むすび
<“自分づくり”への新しい一歩>
〜自己形成史分析のめざすもの〜
・教育の荒廃はどこから
・教育の前提とは
・私の人間観
・自己超越的自己形成への道
おわりに
渡辺康麿【著】
(セルフ・カウンセリング公式HP紹介文より)
現代に生きる日本人の自己形成の仕方について、
その社会的背景を踏まえて、具体的にかかれています。
不登校や、いじめの問題もわかりやすく解説されています。
(「BOOK」データベースより)
人は誰もが自分のネウチをわかってほしいと思っています。
そして、それを他人から認められることで確認しようとしています。
しかし、本当の自分ってなんでしょうか。
私たちは他人の評価でない自分自身の存在の価値基準を
もつことが必要です。本書は、そのための新しい一歩となります。
(「MARC」データベースより)
人は誰もが自分のネウチを他人から認められることで確認しようとする。
しかし本当の自分ってなんだろうか。
他人の評価でない自分自身の存在の価値基準をもつことが必要である。
その手だすけとなる本。 (%王冠%)
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