3月28日(土)と4月4日(土)の2回にわたり、「市民活動のための会計・税務講座」を開催しました(市内のNPO法人や任意団体を中心に3月28日は28名、4月4日は26名が参加)。講師は、税理士でNPO会計税務専門家ネットワーク理事長代理の脇坂誠也さんでした。
講義は、「NPOにとって会計や税務がなぜ大切なのか」というお話から始まり、企業会計や旧公益法人の会計と比べた場合のNPOの会計や税務の特徴や事務処理上のポイントを噛み砕いてお話いただきました。また認定NPO法人や新しい公益法人の制度についても学びました。
両日とも5時間超の長丁場でしたが、内容の濃い講義を、参加者の皆さんは最後まで集中して聴き入っていました。講義の中では脇坂先生から、たくさんの具体的な事例をご紹介いただいたので、よりわかりやすかったようです(受講した皆さんも、事例を聞いて思い当たることがあるのか、ときどき笑いが起こることも・・・)。
慣れていない人にとっては、面倒と思われがちな会計や税務ですが、聞けば聞くほど奥が深い。。。「なぜそれをやるのかがわかれば、会計や税務の仕事が楽しくなる!」「これから実務に携わりながらもっともっと勉強してみたい」、そう感じた2日間でした。(記事作成:嶋田)