ボランティア マネジメント

ボランティア マネジメント
自発的行為の組織化戦略
桜井政成 著

 著者の博士学位論文をベースにした本です。論文ですので、「読みやすい」とも「おもしろい」わけではないのですが、それでもすらすらと読め、とても分かりやすい本です。そして、「共感」できる部分も多く、今後の活動に役立つ1冊だと思います。

 論文ですのであたりまですが、具体的な統計上のデータがのっています。ボランティアのイメージから入り、アクティブ・ユーザー数、モチベーションの維持、リーダーの負担、活動の継続から、実際のケース・スタディまで記載されています。

 積極的に活動をするのは、50代後半からであることが多いそうですね、高齢になるほど積極的に参加するのでしょうか?実はそうではなく、ある一定の年齢まで達すると、「健康」である人と、そうでない人とが出てきます。体調が優れず、やむを得ず前線をリタイアする方も少なくないし、自分も素晴らしい方々が、次代へ交代されていく姿を見てきました。

 ボランタリーライフ.jpで長文を書くと、エラーになるようなので、続きは下記のBlogをご参照下さい。

http://ccmp.blog78.fc2.com/blog-entry-78.html