「お父さんのためのお役立ちコミュニケーション術」に参加して

「お父さんのためのお役立ちコミュニケーション術」に参加させていただきました。

参加者は8名

冒頭の自己紹介のテーマは「子どもの自慢」でしたが、
常日頃、子どもの批判はするけれど
肯定的に見た事はないなぁと反省しきり。
他のお父さんは良くみていらっしゃる。
子ども時代に遊んだことも話したのですが、
時代と地域の違いを感じました。
参加したお父さんたちの年齢差も
20年ぐらいの幅がありそうでした。
会社では、20年も違えば、役職もずいぶんと違うので、
子どもの話なんてできませんが、
このような場で気軽に子どもの話ができるので良いですよね。

次は自分自身を知るエゴグラムでした。
私たちがやったのは
交流分析の4つの分析理論のうちの構造分析ということだそうです。
簡単な設問に答えて、自分の性格をを5つの自我状態で表すものだそうです。

P:Parent(親)
CP→道徳的、評価的→支配的な態度、命令的な口調(父親的・批判的P)
NP→保護的、養育的→救援的、あまやかし、過干渉(母親的・保護的P)

A:Adult(大人) 
→客観的、合理的、知性的、分析的→平等、公正、冷静

C:Child(子ども)
FC→本能的、感情的、自発的→自由、明朗、自己中心的、わがまま
AC→順応的、消極的、依存的→素直、イイ子、妥協的、反抗的、従順

なんと私はFCとACが同得点で一番高かった・・・
でも、”こうありたい”ではなく、今の状態を答えるので、
少し”こうありたい”という風に答えすぎたのかも?
いやいや、やはり子どもなのかな?と思いました。

次のグループワークはそれぞれが断片的な情報を与えられ、コミュニケーションをとりながら、問題解決をするというものでした。

グループワークは楽しかったですが、
職業柄、ついつい出すぎたような気がします。
反省、反省・・・

そして、最後の交流会
コーヒーとお菓子がでました!

話題は子どものしつけと塾!

叩いたり、怒鳴ったりしないほうが良いに決まっているけれど善悪の判断や言葉が理解できない子どもにはついつい暴力が・・・

やはり昔は学校でも先生に殴られたとか言う話題がでましたが、一人のお父さんの発言が重かったです。

小さい頃は子どもを叩いたりして育てられたそうですが、
その子どもが小さい子や友達を叩いてしまったり、
今はお父さんを追い越すぐらいの体格で
しかも空手(?)を習っていて
自分にも蹴りをいれてきたりするそうです。
子どもは親にされたことを他者や将来的には自分の子どもにしてしまうのですね。
このような話を聞くと、やはり叩いてはいけないと痛感します。

続いて、奥さんがちょっとしたことでも子どもを叱るという相談
どうして、奥さんが子どもを叱りすぎるのか?
奥さんが旦那に求めているのは、
家事や子育ての手伝いではなく、
自分のやっていることを承認してもらうことだそうです。
感謝していることを伝え、そして労い、信頼していることを
言葉と行動で示してほしいそうです。
うっ、なかなか頭が痛い!
日本人だから、言わなくてもわかるというのは間違い。
やはり感謝の言葉は言わなければわからないのでしょうね。

子どもを叱る時のポイントは
行為に対して怒るのではなく、
まずは子どもの気持ちを聞くこと
そして、相手を怒るのではなく、
こちらの気持ちを子どもに伝えること。

勉強になりましたが、
頭では理解できても、なかなか行動には移せないもの。
常に意識することが大切ですね。

今日は貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
次回も開催される予定がありましたら、またご紹介ください。