朝日新聞社と森林文化協会が、2008年1月から始めていた、すこやかで美しい「にほんの里100選」の事業が終了しました。
全国から4474件の応募があり、その中から100箇所の里が選ばれ、2009年1月6日の朝刊で発表されました。
選定基準とされた点は、景観・生物多様性・人の営みということです。
「景観を育てる会」では、<まちづくり>という観点から興味を惹かれる都市等の見学を実施していますが、ときには100選の里を訪ね、人と自然が織り成す物語に耳を傾けるのもいいのではないでしょうか。
ちなみに近辺ではこんなところが選ばれています。
①八郷(石岡市)筑波山麓の茅ぶき集落
②風布(寄居町)ミカン栽培400年
③三富新田(所沢市・三芳町)江戸期の地割り
④結縁寺(印西市)首都圏近郊に残る谷津
⑤小野路(町田市)新しい入会の発想を生む
⑥上山口(葉山町)循環の輪残る農の営み
⑦藤野町佐野川(相模原市)山間地に茶畑と土蔵
新年の新聞の中に、ちょっと嬉しい記事を見つけ、お知らせしたくなりました。
遅れてしまいましたが、今年もよろしくお願いします。 (T.K)