第4回杉村楚人冠展のご案内

我孫子市の市制40周年記念事業の一環として、第4回杉村楚人冠展と講演会が、下記のとおり開催されます。
大正から昭和にかけての我孫子は別荘地でもありましたが、国際的にも活躍した朝日新聞のジャーナリストだった杉村楚人冠も別荘を構えた一人でした。その後、我孫子に永住することになった楚人冠は、手賀沼の景観をこよなく愛して、昭和初期に起きた手賀沼干拓の国営計画に対する反対運動の先頭にたちました。後世の我孫子のために手賀沼を残すべきとした主張や手賀沼の景観や環境を生かした先進的なまちおこしについての考えや事績が紹介される展示会となると期待されます。
また、23日(土)13:30〜講演会「手賀沼の自然 今と昔」/講師:浅間茂先生(千葉県立千葉高校教諭、我孫子市文化財審議会委員)も開催されます。
我孫子の景観を育てる会でも、楚人冠の先進的な景観思想や活動事績を学ぶために会の中に「楚人冠プロジェクト」を立ち上げて、活動を始めています。
の、来年度には、我孫子市が取得した「杉村楚人冠邸宅」が一般公開される予定です。(T.S記)