「こしがや・四季の路」を訪ねる

6月3日に「我孫子の景観を育てる会」のメンバー3人で、「こしがや・四季の路」を訪ねてきました。「こしがや・四季の路」は、平成21年度の『第5回住まいのまちなみコンクール』で国土交通大臣賞を受賞している街なみです。

ここの街づくりの特徴は、以下のような点です。

■ディべロッパー主導の街づくりでなく、21戸の住宅が管理組合を作って、建築協定を結んで住民主体で地区全体の維持管理にあたっている。

■地区の中をビオトープ的な「せせらぎ」が流れ、開発前からあったソメイヨシノなどの古木を残した共有スペースや公園が十分に確保されている。

■管理組合と自治体との間で、現在の環境を保全するための「維持管理協定」が結ばれている。

一見すると、高級和風住宅群が「箱庭」のような空間を作っていて、別世界のような印象を受けますが、見た目に美しい住宅地景観を創生しているだけでなく、地域住民と行政が強調した「街づくり」のコンセプトも感じられました。

(参考)「越谷市街づくり協調会」の資料:
http://kyoutyoukai.bakufu.org/katudouhoukokusyo0410.pdf
 
なお、当日の写真とコメントは、参加メンバーだった会員の「平賀山荘」さん「迷い鳥」さんの個人ブログにも掲載されています。
お二人のブログへは、本ページの右下の『リンク』中のブログ名称をクリックすることで入れます。
(T.S記)