神山美智子弁護士の講演

関東フォーラムの会員である神山さんの
「食の安全と消費者の権利」というお話を
我孫子市生涯学習センター「アビスタ」で
伺った。久しぶりにお会いしたがお元気で
歯切れの良いお話だった。

お話うかがうと、健康食品の疑問、サプリメントの神話
テレビコマーシャルの消費者へのアピールは
きちんと判断しないと陥りやすい疑問が多いこと
健康はまず、きちんとした食事を取ることが
一番なのだとあらためて私自身の食事習慣を
確信させていただいた。

発行したばかりの関東フォーラムの機関紙「しおかぜ」を
差し上げたところ、今号の巻頭の記事上遠恵子さんの
ミツバチのことや農薬ネオニコチノイドのことにもお話が
あった。

消費者庁ができても、なかなか消費者のために
法が整備されていないことも知った。

また、食品に関する法律の多さ、うかつに食品を
販売することの危うさ、食品衛生法のことなど
もっと、自分で考えおかしいことはおかしいと
いい続けることをしないと、他人事で済まされないと
つくづく感じた1時間半でした。

朝の雪がまだ残っている夕方の手賀沼沿いを
走りながら、最近買った茨木のり子の詩集
「自分の感受性くらい自分で守ればかものよ」
をおもいだした。

まったくだ、夫や子どもや行政など、誰かにゆだねて
生きている女達多い。
かつて消費者運動でさまざまな問題を世に問いかけた
女性達を弁護士として支え続けておられる神山さんに
あらためて敬意を表したい。