京都の暮れは底冷えがしていました。
が、日本全国紅葉が遅かったのか
京都にも名残の紅葉が見受けられました。
高台寺の奥庭の紅葉です。
この庭の池にカワセミが飛んできました。
偶然カメラを構えていた私の側を飛び
池のそばの枝にチョン
思わずシャッターを切りました。
雨空の寒い京都で一服の抹茶を
いただきました。
その茶店の床にあった軸は
建仁寺の御当代の管主様の筆とか
花活けは高台寺の修理のときの瓦をもらいうけ
花入れにしたそうな、瓦の裏は手び錬りの様子がみられ
なかなかの風情でした。
雪柳のわずかに芽吹いた枝と山茶花が
入れられていました。
京都のお正月支度は、両親が関西出身の私には
お供えひとつにしても懐かしい飾り方でした。
お餅の上にのった横一文字の干し柿
関東ではなかなかさがせないもののひとつでした。