この写真の方をご存知だろうか

阪神淡路大震災のとき大阪NHKから
ずっと放送し続けていた宮田修アナ

今この方は千葉県の長南町と言う
小さな町の熊野神社で神官ををしておられます

テレビで今年始めに転職した宮田氏のことを
放送していたのをご覧になったかたもいたでしょう。

先日、子供は地域で育てよう と言う題の
講演を千葉市で聴いてきました。

色々ないきさつで神主になるために53歳で
神官の勉強を始めたそうですが、そこでの古事記
日本書紀など日本の神道のことを習い
気がついたことを語ってくださった。

日本歴史の始まりから続いた日本人の
お米を育てる生活が中心の暮らしでは
孤立していては米を育てられないので
「結」と言う地域の繋がりがあり生活の中で
人々が助け合いの精神で暮す日常であったはず

今回の大震災がその日本人のDNAを動かし
整然と助け合い、パニックは起きなかったのです。

これは戦後60年で一気に欧米化され
個 を大切にといわれ、自立せよと言われても
DNAの中に隣近所と助け合うように千年以上も
刷り込まれてきている日本人には本来は
生きにくかったのではと宮田氏は言っていました。

自然の中に畏敬を見つけ日の出とともに働き
日の入りとともに休む、これが日本人のDNA
の中にあり、山川草木にすべてに神宿り、
八百萬の神を信じ一神教ではないおおらかな
自然を受け入れる日本民族のDNA

あらためて自然が好きな私は、自然は一神教の
方々が言う神が創ったものではないことを思い
あらためて日本史をさかのぼってみたくなりました。