昨年の今日、この午後に日本が
ガラッと変わってしまうと誰が思ったでしょうか。
私の日記には、暖かな日差しにさそわれ
ベランダ園芸の野菜苗を買いに行っていました
今年の春は遅い、まだ春の野菜の苗さえ買っていない
そんな今朝我が家の周りの春を探してみました。
遅かったしだれ梅がようやく開き始めました
バイモの茎がかなり伸びて
まもなく花をつけるかも嬉しい思いです。
少し気をつけてみると遅くとも
自然は確実に進んでいるのです。
自然を裏切ってきたのは人間では
ないかとおもいます。
地震だって火山の爆発だって
昔から繰り返されていました。
文明の力で何でも征することが出来ると
何時から人間はおごり高ぶってしまったのでしょう
日本人は昔から自然と共に生き
自然に時間をあわせ生活をしてきていました。
多神教が主軸にあった日本人の生き方が
いつの間にか一神教の外国の思想がはいり
人間が一番偉い、自然を征服できると思って
生きてきて来ていませんか。
今、欧州ではこの日本人の生き方が
文化人といわれる人々に見直されていると
聞きます。
茶道・禅・古来の日本住宅・自然を神とする教え
人間の原点がここにあるような気がします。
ともあれ大震災はこの後も日本中の
どこかに起こるといわれています。
自分だけがよければ、自分の家族だけよければ
そんな日本をもう一度考え直すときではないでしょか。
都会は人の繋がりが希薄といわれていますが
過疎地の高齢者にだって人の繋がりが減り孤立
若者は都会へ都会へと出る風潮を
誰かが止めなければとおもいます。
市民社会の時代を考え直すときだと思っています。
他人とのコミニュケーションの大切さ
「センス・オブ・ワンダー」は決して自然だけではなく
人の心に気付く感性を育てる事だとおもいます。