磯崎哲也さんが「isologue」で「漢検もうけすぎ批判」に疑問を投げかけておられます。
(今回の「事件」で「漢検」を擁護されてるわけではない)
February 10, 2009
『「漢検」で思った、公益法人の利益についての素朴な疑問』
磯崎さんのおっしゃること、わかる気がします。
継続してサービスを行うからには、それを支えるおカネが必要ですよね。
良いサービス(必要としている人がいて、必要な時に、必要なだけ、一定以上のレベルで提供され続ける=妥当な価格である=サービス)であれば、なおさらですよね。
営利非営利関係ない。
「儲ける」という言葉が「悪いこと」の響きを持つので使いづらいのですが、公益活動が「儲ける」ことは肯定的に捉えるべきと思います。
「私利」と「営利」も違うと思う。
アンフェアな「私利」はダメですけどね。
この件に限らず、マスコミは勉強不足、考察不足。
特に最近、ひどい。
消費財やサービスについて、消費者のほうが良く知っている時代ですが、報道にも当てはまるのではないでしょうか。
時代の本質への考察を、やめてしまったかのような下らない報道ばかり。
記者には勉強の余裕がないとしても、報道の「企業」にオピニオンリーダーが不在ですね。
「企業」ゆえに営利だから、買い手が好む報道を続ければ良いからかな?
それもおかしい。
「営利」と「非営利」の境目を、じっくり考えなおす時代ですね。
「私利」と「営利」の境目も。