9月に入り、こだわりブーランジェの例会を再開しました。
再開の最初はベーグルです。ベーグルは、生地を湯せんしてホイロ状態にするパンで、比較的短時間でできます。とてももちもちした食感で、これにナイフを入れて野菜やハムを挟むととてもおいしいパンです。
ただ、つくっている過程で、ミスをしているのを見かけました。とじたベーグルの輪が、湯せんしたとたんにほどけてしまうのです。お湯に入れると急激に膨らんでくるのと、輪の接着面を広くしておかなかったためです。味は変わらないのですが、輪がほどけてしまっては、ベーグルとは言えません。ここがポイントですね。
今年はことのほか暑い夏でしたが、8月は夏休みの方も少なくなく、自由課題ということで、これまでの課題をおさらいしたり、新作にチャレンジしたり、思い思いに取り組みました。
私は、たまたまテレビで、フィンランドの菓子パンである「プッラ」を現地の家庭でつくっているのを見たら、とても美味しそうだったので、チャレンジしてみました。生地に練り込んだカルダモンの香りがとても素晴らしく、参加した皆さんに試食してもらいましたが、とても好評でした。機会を見て、みんなでつくってみたいと思います。