フランスのパン(16)サブレー

オンフルールから、今度はセーヌ川沿いのルーアンに向かいました。昼食は、ちょうどここでとることなりました。
 メインのコースの後のデザートして出されたのは、プリンとともに、このプレーンのクッキーです。サブレー (Sablé) ですね。サブレーは、ノルマンディー地方のが発祥の地の焼き菓子と聞いております。サックリとした食感とバターの風味がマッチしています。オンフルールでもさんざん焼き菓子の味見をしたあとですが、それはそれですね。このレストランのクッキーもカプチーノには合いました。

さて、ルーアンは、ノルマンディー公の都市として中世から栄えた賑やかな街です。
 街の中心部にそびえる、後期ゴシック建設のノートルダム大聖堂には、大司教座が置かれていました。クロード・モネが、この大聖堂をよく描いていますが、彼は、この大聖堂の向かい側にある建物から、絵筆をふるったとのことです。