フランスのパン(20)ミルフィーユ

フランス駆け足の私たちは、午後にパリ市内に入りました。入っていきなり昼食ですが、レストランは、オペラ座の裏側の大通りに面していました。
 早速出てきたのが、前菜のエスカルゴです。使い慣れないエスカルゴ鋏を用いての食事ですが、ガーリックとバターで調理されたこの料理は、何回でも食べてみたいと思います。

デザートで出されたのは、ミルフィーユです。ミルフィーユもフランス発祥のお菓子です。フランス語でミル(mille)は「千」、フィーユ(feuille)は「葉」という意味で、一般的にミルフィーユは、「千枚の葉」と翻訳されています。
 ミルフィーユの生地のフィタージュは、四角く広げた小麦粉の生地の上にに延ばしたバターを何回も折りたたんで、何層にもなるように作るものです。
 表面の模様は、チョコレートで矢羽のような模様のデザインが一般的なようです。食べてみると、とてもサクサク感があり、口の中で崩れていくのがとても心地よい感じがします。