パン・ド・カンパーニュの見学

我孫子Enjoyパン工房のワラシナさんからメールをいただきました。当方は、小旅行をしていましたので、掲載が遅れてしまいましたが、ご紹介いたします。
 「先日、我孫子北近隣センターで藤左右衛門さんの田舎パンの製作を見学させていただきましたので、その写真をお送りいたします。
 当日のテーマは、天然酵母の田舎パン(パン・ド・カンパーニュ)でした。材料は、ブドウの天然酵母、自家製全粒粉とフランスの塩(写真1)です。
 これらがおいしさの秘訣だとか。

材料を準備した後は、ミキシング(写真2)に移ります。捏ねは、材料を混ぜ合わせ、薄い膜ができるまで約20分ほどですが、しかりやります。捏ねあがったら、ボールで60分間1次発酵させます。

1次発酵後は、生地を700gに分割します。そして、周囲から中央に向かって丸め、網かごに入れます。
 60分間のホイロ後、指で押してみて、えくぼができたら完了です(写真3)。

成型では、生地を天板に移し、クープを井桁にいれました(写真4)。
 クープの方法は、少し深めにし、切始め、切終わりをしっかり、ということです。

いよいよ焼成ですが、生地にしっかり霧をかけてからオーブンへ入れます。
 焼成は、230℃で10分間焼いた後、220℃に下げて、さらに20分間、表面に焦げ目つくまでしっかりと焼きます(写真5)。
 焼き上がった後は、網に移してしっかり粗熱を取ります。あたりには、おいしいにおいが充満し、以上でおいしい田舎パンのできあがりです。」