門松は冥途の旅の一里塚、めでたくもありめでたくもなし…トンチ一休こと一休宗純禅師のお言葉です。

お釈迦様は釈迦国の王子の座を捨て修行の旅に出られ色んな悟りを開かれましたが一休禅師は小松天皇のご子息なのに出家され信州の貧しいお寺の生臭坊主になりボロの袈裟衣着て昼間からお酒と美女に酔いしれこの浮世を邑楽され作家になりあの有名な「天国への階段」を書かれました。

人生の旅路は生があれば必ず死は訪れる、お正月はやがて死ぬ運命の「一里塚」なのです。

慌てて私腹を肥やし死んで行って本当の人生の幸福と言えるのか、私は疑問を感じています。

国会議員さんにしても地方議員さんにしても働くことの意味は「傍が楽になる」自分より国民や病める人々が楽になる。ことなのです。

そんな解釈もできるが働き蜂にもいつかは足腰も弱まり老齢化します。

少子高齢化…核家族社会もいいが人間、若くても歳老いても甘えたらいけません。

お釈迦様は108の人間の煩悩と戦い一休さんはその煩悩を仕分けし人間としての悟りを開きました。

この世に未練があるのか一休さんは88歳で病の床に就いてもお酒飲んで女の股覗きし「オレは死にとうはない」と言って他界されました。

かたや、お釈迦様の悟りは自然のままに生きる「梵我一如」宇宙曼荼羅を創造されました。

人生は「四苦八苦」である。

四苦とは。
①生まれ生きる悩みの苦②病める苦③老緩く④死ぬ苦・・・快楽など一瞬です。

八苦とは。
①愛別歯離苦、人生は親子兄弟でも常に別れがある。
②怒憎念苦、感情
③求不得苦…求めても死ぬ時は姥捨て山なのです。
④五陰盛苦・・・所詮人生は男と女の物語、のドラマなのです。

Xmasも終わり、新年を迎え、尊敬する一休宗純和尚の作品「天国の階段」は人間死んだら骨になる、男も女も皆、骨になるから肉体美は無くなるが「愛情の心」だは残っている。
骨と骨が恋愛しSEXするという物語なのです。

日本文化や日本の古典文学…スポーッや格闘技もいいけど、ふと天皇の退位と日本人の心について書いてみました。

続きは来年。。。よいお年をお迎えください。
孫9人…私利私欲を捨て病める人たちの礎になって欲しいものです。

誤字・抜け字・よろしくお願いします。
元・我孫子市議会議員、田中良兼より。

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