白は清浄の色

これは今月の始めに撮った、東京(といっても神奈川県境にごく近いところ)の雪景色です。
今日も寒く、明日の夜はまた雪の予報も出ているようです。

思えば、雪が積もった景色を見て「嬉しい!」ではなく「困ったなあ」と思ってしまったとき。それが初めて「大人になった」実感でした。

よく言われることですが、雪が積もると雑多な汚れ(?)が覆い隠され、美しい世界に一変します。ただし「美しい」「きれい」と浮かれていられるのは、適度な厚みで積もっている場合だけ。それと、せいぜい一冬に1,2回くらい、かな。贅沢ですねえ。

もう一つ大事な条件は、暖かい屋内から見ていること、もあるでしょうか
そういう幸せな状態にいることを自覚し、感謝しなければいけませんね。
雪を愛でられる心の余裕があっての「大人」でいられたら、と思います。