足を運んで,そこで見たいもの

ベトナムに飛んだ理由のひとつ,
琉球ガラス村に依頼したガラス玉の制作現場を見ておきたかった.

沖縄にある琉球ガラス村にゆめきらきらマグネットのガラス玉部分の制作をお願いした
すると実際に制作する場所はベトナムの工房になる,と.

ベトナムは私のゆかりの土地でもあるからすぐピンと来たけど,
でも私もそれだけじゃ納得できない.

どんな環境で作っているのか,
どんな人たちが作っているのか,
どんな想いで作ることになるのか,
そしてこっちの想いも伝えておきたい.

どれも贅沢でエゴな気持ちかもしれないけれど,
それくらいこの商品にはこだわりたいものがいっぱい詰まっている.
色々な人達の願いも背負ってるだけに,
こだわることができる限りそこに全力投球しないとすべてに申し訳が立たなくなる.
そんな気がしているからどうしても見たかった.

ハノイから車で30分.
ベトナム琉球文化工芸村があった.

代表取締役の安里さんが笑顔で迎えてくださった.
早速工場も案内して頂いて,驚いた(%星%)
ここではガラス職人さん270名が働いている.

「MADE IN 人間」と安里さんは言う.

「ベトナム人も日本人もものづくりでは関係無いんですよ」

そして「男も女も関係ない」と.

日本ではガラス職人は男性が多いけれど,
ここではできる人ができる技術を使って製作していた・

みんな「VIETNAM-RYUKYU」という制服を着ていた.

そしてむっちゃ笑顔(%笑う男%)(%笑う女%)

楽しい雰囲気☆

「こちらは出産組です」(笑) と安里さん.

その女性達は検品作業など簡単な作業をしていた.

ベトナムって女性も働きやすいように社会の風土がなってる.
そしてこのベトナム琉球工芸村は
特にみんなにこにこして気持ちが良かった(%ニコ女%)

工房を見てしっくりくるものを感じて,
こちらの商品に込めた想いやその背景,
商品開発から販売までの仕組みなど説明した.

器の大きな安里さん.
私達の活動のすべてを包んで応援してくださって,
でもしっかりとビジネスのポイントも話の中から
メッセージとして教えてくれた感じです.

安里さんの目の力強さと意志と強さ

ここへ今の私がいる意味を受け止めようと思った.

あのガラス玉はここで作られるんだ.

商品の説明もこの背景があればいくらでも語ることができる.

これまでの想いを1000倍にして,商品を手に進めていけると思った.

中間支援の仕事って分かりにくくていつも人に伝えにくいって思う,
でも例えば商品ひとつを作りだすために,
色々な条件や要素をカシャンカシャンと組み合わせていって,
その快感を味わいつつ,
そしてそこに関わる人に逢えば逢うほどに,
「よっしゃあーーーーもっと動いちゃるぞーーーー!!!!」
って力が湧いてくる.
私が動く事で事が動いて行くなら動かない手は無い.

それが中間支援的な役割だ,とか,違うとか,整理したこと無いけど,
現地に足を運んで見えてくるもの,自分の感じられるものを頼りに,
関わる人をHAPPYにできる要素を織り上げていく作業はやりがいがある.

もちろん,うまいこと織り上げないと意味ないから,
これからの自分の動き方にかかってる.

これって自意識過剰?

それでもいい.
出逢っていく人の笑顔や応援される声を見逃さない,聴き逃さない.
そうしていれば自然と次の一歩が出続ける.

大好きなベトナムに来て良かった.
ベトナム琉球ガラス村に来て良かった.