NPO で社会を変える!・・社会変革助成財団タイズ財団の経験から学ぶ
<創設者・CEO:ドライモンド・パイク(Drummond Pike)氏講演会>
年間助成額が2008 年に1 億800 万ドル(約100 億円)以上の寄付財団であり、同時に、一般的な公益的NPO 助成ではなく、社会変革のための助成を行って、急速に成長してきた財団であるタイズ財団。
この財団は、同時にタイズセンターによってインキュベーションを行ったり、「アメリカ初のNPO 所有の証券会社」(AltruShare Securities)を設立し、常に先駆的に新しい社会貢献セクターの発展のための事業を開発しています。
この財団の創設者であり現在もCEO を務めているパイク氏から直接に、NPO 支援を通じた新しい社会変革の息吹を学びたい。
日時:2009年5月26日(火)
場所:関西学院大学(上ヶ原キャンパス G 号館 326、201) →地図
★セッション1(3:10-4:40):社会変革NPO 支援の資金をどう集めるか?
ドナーの集め方、ドナーへの適切なサポートの仕方、使い方の報告やフォローアップ(評価)の仕方、財団活動を支える制度的仕組み、新しい財団の展開など。
@ G 326 教室
司会:山田真裕(法学部政治学科教授、学長補佐)
コメンテーター等 今田忠(市民社会研究所、前日本NPO 学会会長)
釣島平三郎(太成学院大学経営学部教授)
★セッション2(4:50-6:20):社会変革NPO をどう支援するか?
助言の仕方、インキュベーションや支援のツボ どうやって支援される対象を選び、どのような形で支援される側の力をつけるようにできるか。
支援される側のNPO に何が必要なのか。
@ G-201 教室
司会:武田丈(人間福祉学部社会起業学科 准教授)
コメンテーター等:吉富志津代(たかとりコミュニティセンター)
野崎隆一(神戸まちづくり研究所)
●ドライモンド・パイク氏について
アメリカのNPOインフラづくりの代表事例、タイズ財団の創設者・CEO。1948 年カリフォルニア生まれ。カリフォルニア大学サンタクルーズ校卒、ラトガース大学修士課程(政治学)修了。
1976 年にタイズ財団設立して以来、社会変革を目指すアドボカシー型のNPO の総合的インフラづくりを先導した。マネジメント支援を行うタイズセンター、NPO 共同事務所施設のソーローセンター(サンフランシスコ、ニューヨーク)、オンライン寄付のGroundSpring.org、社会貢献活動のための電話会社ワーキングアセッツ社、社会貢献ビジネス連合体の社会ビンチャーネットワーク(SVN)など。
タイズ財団は、多数の個人・機関からの基金を集めた「コミュニティー財団型」で、最近全米的に拡大する「ドナー助言基金」(DAF)のパイオニア的存在。
パイク氏は2004 年に「傑出した財団プロフェッショナル」Outstanding Foundation Professional 賞を受けた。2008 年のタイズ財団助成額は総額1 億800万ドル(約100 億円)に上り、トヨタ財団の20 倍。
最近は、「アメリカ初のNPO 所有の証券会社」事業も手掛ける。
■関連情報
・今回の企画のための概要を示す岡部氏によるパイク氏の紹介
・タイズ財団
・タイズセンター
<参加申し込み(参加費無料)>
参加希望の方は、下記e-mail アドレスまで、5月22日(金曜日)までにご連絡ください。
ただし、余裕がある限り、当日参加も受け付けいたします。
名前、所属団体、連絡先、参加セッション(1、2、もしくは両方)を記載
E-mailが使えない場合には、ファックスでも可能
川村暁雄 akio.kawamura@kwansei.ac.jp
人間福祉学部実践教育支援室(川本)宛
ファックス:0798-54-6293
問合せ:0798-54-6272
<主催>
関西学院大学人間福祉学部社会起業学科
法学部大学院公共政策プログラム
<協力>(順不同)
神戸まちづくり研究所・しみん基金KOBE・ソーシャルデザインファンド
・関西NGO 協議会・たかとりコミュニティセンター・FM わぃわぃ
・多言語センターFACIL・大阪コミュニティ財団