黒壁と曳山のまち,長浜市へ.行政事業仕分けのコーディネーターとして

9:45に始まり,17:00頃まで.
間に45分の昼食休憩をはさみ,タイムスケジュール的には,あとは休憩無しで(%痛い男%),1事業案件=30分で,次々と現状の行政直営事業の見直しを検討していく,というハードスケジュール.

1泊2日で,4班で100案件弱の長浜市事業の見直しを.

各班コーディネーター1名,評価委員5名(内市民委員2名),事業を説明する担当課数名で.

最初はどうなることかと思いましたが,委員メンバーの協力もあり,積極的な委員からの発言も相次ぎ,時々笑いも出ながら,時々”ピキーーン”という緊張感も出ながら(%笑う男%)

合併したとはいえ,8万人強の人口.

古からの観光地というわけではなく,観光への投資が実を結んでいる感が強い印象.
必然的により効果的・効率的な分野へ投資を選択・集中していく必要があるわけで,昨今の社会経済環境からは,投資の失敗&税金の無駄使いはNG.
致命傷になりかねないし...(%ショボ男%)

全般的にコスト意識が低いかな,と.
長浜市に限らず全国的に言えることですが.

これは,NPO業界にも言えることですが,
行政:「行政が”やらなければならない”サービスだから・・・」
NPO:「ミッションがあるから・・・」

という理由付けは,効率的・効果的経営とは,”全くの別物”という点を勘違いしているわけで.

こういう考え方にたつと,”改善力”が無くなりますね.

改善すべきポイントや改善できるポイントが明らかなのに,改善に取り組むことなく,「行政がやらなければならない社会に必要なサービスだから・・・」
これでは,市民の理解は得られないですね.(%ショボ男%)

改善力...

これは行政職員個人の問題もあるでしょうが,本質的には組織の問題でしょうね.
ということは根深い問題...

例えば英国などでは社会的起業家のルーツの1つは公務員にあるし,最近,お気に入りの米国西海岸の地域再生などもユニークでフレキシブルな公務員に拠るところが大きく.

NPO業界でも,数年前はバイタリティに富んでいたのに,今は,こじんまりとしてしまった若いスタッフもみかけてしまうし...(%ショボ男%)
組織の問題なんですよね...NPOといえども...(%ショボ男%)

この辺りについては,
10月27日〜28日,宝塚NPOC主催の「NPOのためのお役立ち一泊研修会
2日目のPMにワークを担当します.

同様に,今年度内にはセカンドライフJANGOにて,同様の講座を開催します.(%ニコ男%)