・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「自給自足してマスっ!」
ある人が胸を張って言いました。
その言葉は何だか鋭く響きました。

「私は自給自足できてません」
ある人は小さく返しました。

その言葉は何だか苦しく響きました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

恥ずかしくて隠したくなるほど低い日本の自給率
食料自給率は40%
エネルギー自給率は20%

あちゃー! (%痛い男%) (%痛い女%)

どうしよう。まだ数十年生きるのにどうしよう。
今のまま戦争になったらどうなるんだろう?
「そうだ!自給しよう!」
そんな人達が日本でも増えているそうな。

畑で野菜を作るところからはじめる人 (%晴れ%)
自家発電機を使ってエネルギーづくりをはじめる人 (%雷%)
廃材を集めて家を作ってみる人 (%とんかち%)
色々な「できるところから少しずつ」が生まれています

しかし全部ひとりでやるのは無理だったりします
時間が無かったり、お金が無かったり、知識が無かったり、興味が湧か無かったり

「どうしよう。自給自足できない。」

だから
そう思った人達は自給自足の「自」をちょっと変えてみました。
「「自」は「自分」じゃなくて「自由」じゃなかろうか」 (%ニヤ男%)
「あ、そうかも、そうそう、きっとそう」 (%笑う女%)

ってことで、自由に供給する人達が集まってきました。(%ペンギン%)

「私野菜づくり好きなんです」
「僕家を作るの夢だったんです」
「あたしゃこれでも昔は服作ってたのよ」
「エネルギーの事は俺に任せろ」

「じゃあこれは私は供給できないからあなたにお願いするね」
気付けばそこは助け合いの村になってました

しかも去年は野菜づくりをしていた人も
今年は他の村人に習って家造りに挑戦するようですぞ
「自分」の「自」給も無理なく少しずつ「自由に」広がっていきました

そうしたら、ほら
「自分」という小さい世界で考えると無理だったけど、
この村全体で見たら「自給」できている。
だからこそ集う意味がある。
だからそこに村がある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「自給自足してマスっ!」
村人全員で言いました。
その言葉は世界にやさしく響き渡りました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それを聞いた人達はこの村のことをこう呼びました
「エコビレッジ」

先進国のあちこちで生まれています
日本の中にも生まれています
昔の日本を思い出すような、
でも全く同じでもないような
「積極的自給自足」
無理の無い自給自足のあり方が見えてくるかも?
まずは見に行ってみますか!