平和を学ぶ コスタリカ から学ぶ

(%赤点%)2006年11月19日(日) 主催:平和省プロジェクト
「平和省プロジェクトJUMP 国際シンポジウム
コスタリカで平和省運動に取り組むリタ・マリエ・ジョンソンさんを迎えて」
に参加してきました。

以下で動画、音声などで当日の報告があります↓
(%青点%)平和省プロジェクトHP
(%青点%)きくちゆみのブログとポッドキャスト

これがとても良かったのです。

平和憲法を持つ国・日本
しかし世界にはもうひとつ平和憲法を持つ国があります。
みなさんご存知ですか?私は知りませんでしたー (%痛い女%)

その国とは「コスタリカ」(中南米)です

1949年に制定されたコスタリカの憲法には
「軍隊の放棄」が明記されています。
参考資料「軍隊を棄てた国コスタリカから見た憲法9条」

コスタリカの人々に武力を持たずに不安は無いですか?と聞くと・・・
「僕たちから攻められないような国づくりをやってきた。この国を攻める国があるとは思えない」と一般市民がハッキリと答えると言う。
事実、軍事費を環境保護と教育の投資に転換し、今では中米で最も安定した民主主義国となっている。
資源を持つ国でもなく、教育に注いだ結果識字率も90%以上とどこか日本と似ている。

そして驚いたのがこの国の「平和教育」

学校の教育プログラムとしてPeace Army Program があり、
子ども達は平和をつくるスキルを身につけます。

「平和を感じること」
「平和について話すこと」
そのこころのあり方、コミュニケーションの方法を「学んで」いるのです (%ショック女%)進んでるっ!

去年試験的に財団が始めたこのプログラムはその効果を評価され、
大統領の方針もあって(←これがすごい!)今年から全国の学校へ拡がっている〜

「環境」を学ぶ現代
それはほんの10年前は信じられないことだった

「平和」を学ぶ未来
今は驚くけれど、きっと当然になるのだと思う

「平和って学ぶものなんだ」
思考がパチリと切り替わった瞬間でした。

コスタリカの人々は世界でも意識の高いところにあるように感じました。
そして国として切り替わった瞬間があるんだなと。
切り替わった国は強い。揺るぎが無い。

同じ平和憲法を持つコスタリカの人たちは日本のことを知っていました。
そして世界にたった2つの平和の国として、今の日本の状況を見つめてくれています。
日本の国づくりは日本だけの問題では無いと教えてくれました。

詳細を知りたい方はこちらをどうぞ↓
(%ハート%) The Peace Army of Costa Rica HP