「フィランソロピー・エデュケーション〜寄付者を育てるアメリカの新しい戦略」フォーラムに参加して.
→フォーラム情報
とりあえずブログにします.全くまとまっていません.(%ニヤ男%)
(%エンピツ%) キーコンセプト
・個人からの寄付には,NPOの収入源として,米国でもまだまだ潜在的な可能性がある
・寄付者の立場で動機・関心を理解する
・寄付者の心を育てる取り組みはまだまだ.→日本では皆無
・NPOのニーズから始まるファンドレイジングではなく,寄付者の興味関心から始まるファンドレイジング →寄付者の満足とNPOの資金ニーズがマッチすると相乗効果を期待できる
そこで,「青少年向けモデル」や「フィランソロピー教育モデル」を開発・実践し,小さな頃からフィランソロピーやNPO・NGOへの理解を高めていこうという発想.
例えば,
・助成プログラムの企画・参加を子ども達・青少年が主導して行う
・ミシガン州では16歳以上の青少年が議決権付理事となれる法律が可決された
・LEARNING TO GIVE
−子ども達に市民民主主義の必要性を広く教える
−倫理的言語,民主主義,公共善
・フィランソロピー学習
−フィランソロピーとはなにか,NGOとは何か
−社会科の授業に組み込んでいく,歴史,政策,地理,経済
−フィランソロピーと個人の関係性;個人寄付の動機
−NPO業界で働く人にも教える
・ボランティアや社会奉仕活動の大切さを教える
参加した子ども達からは,
「NPOは私に”自分が価値のある人”,”私の存在には大きな理由があること”を教えてくれる」
また,この種のプログラムに参加した子ども達の成績や学習態度には大きなプラスの効果が見られるという調査報告もあるとのこと.
今回のフォーラムに参加して,率直に思うところは・・・
こ難しい教育ではなく,体験型のプログラムをNPOのネットワークで提供して,子どもが楽しく,笑いながら,びっくりしながら,NPOについて”感覚的に理解する”,そんな社会的商品があれば,NPOのファンドレイジングも大きく前進するのではないかと.
とりあえずの印象です.(%ニコ男%)
(Nijinsky)