フレッシュコンサート サヤマとムビラ 〜チョコリンガーズ ライブ〜

初めて聞くのに懐かしいような・・
近くで演奏しているのに遠くで鳴っているような・・

そんな相反する感覚を呼び起こすジンバブエの楽器、
「ムビラ」のライブを、昨年度に続き開きます。

アフリカの音楽というと、激しい太鼓に歌声、周りで人々が踊るといったイメージを
お持ちの人も多いかと思いますが、このムビラは少し違います。

「ムビラ」はジンバブエの「親指ピアノ」で、アフリカには、カリンバをはじめとする「親指ピアノ」の系譜がいくつかあります。
「親指ピアノ」は、スプーンの柄のような薄くて細い鉄の棒を両手の親指ではじいて音を出す楽器で、オルゴールの原型ともいわれています。
ジンバブエでは、祭祀などに使われているようです。
「ムビラ」には、ビンの王冠や貝殻でできた共鳴器がついていて、演奏にあわせて「ジリビリ」とかすかな振動音をたてます。
旋律というよりは、音の重なり、つらなりが生み出す、非常に抽象的で不思議な音楽です。

演奏はChocoringers(チョコリンガーズ)の
永田翔平(ながたしょうへい)さん 
石村 行(いしむらあゆむ)さん のお2人です。

チョコリンガーズさんは全国で精力的に活動されている
4人のムビラ演奏家です。

ぜひこの機会に、ムビラの世界を体験しに来て下さい。
心からお待ちしています。

いしとも