更に充実 「河内木綿今昔」 展速報!

開催中の
「河内木綿今昔」展、もうご覧いただきましたか

15日のブログ「ワークショップ報告」で紹介した
古布のはぎれから図案をおこし、染めるまでの
一連の工程を説明した資料が、追加で展示されています!
(画像をクリックすると拡大表示されます)

そして、体験コーナーにも・・
「弓」と「糸車」が追加されました!
糸車といっても、ホイールのついたものではなく、
駒に棒をつけた簡易なものですが。

綿繰り機で種をはずした綿は
弓と糸車があれば糸にすることができます。

「綿を弓ではじくと綿がほぐれる」
とは聞いていましたが、全くピンとこない・・
やってみたら・・驚きのふっかふか綿ができました!

この綿をふんわりまるめてまとめ、
左手に持ったら、指先で少しずつ繊維を出して糸車に
かける。

この手回しの糸車がこちら。

ある程度繊維が伸ばせたら、
左手で留めつつ、糸車でひたすら
「よるべし、よるべし」
これでもかとよりをかけたら糸の完成。

しかし 云うは易し!
これはなかなか一朝一夕にはできません
まず綿から糸のもとになる細い繊維を、
均一に出せないのです。

糸車を回す右手の動作もぎこちなく、
ふかふかだった左手の綿は、
力んだ私の手のなかでぺっしゃんこに・・・

情熱と
お時間と
根気のある方はどうぞ挑戦してみてください。

「河内木綿今昔展」は
1月29日まで開催中です。

いしとも