落書きなどもう見たくない

「落書き」は人類の始まりからあった
ラスコーの壁画…ローマ時代…

ヨーロッパは寛容なのか、
景勝地や観光地で、落書きを見かけることがある

また、アメリカでは「グラフィティアート」などといって、
一昔か二昔前のNYの建物や地下鉄に描かれ、
落書きから有名なデザイナー・イラストレーターに転身した例もあった

だけど、今の日本ではそうはならない
「落書き」が表現として評価されることはない。
消される運命にある。
ここでは、誰にとっても「落書き」に意味はない

落書きした者へ、
もし、自分には度胸がある!
あるいは
守るものがなく 捨て身でかっこいい!
とかいうことを周りに示そうとするのなら

その代償に、
親や赤の他人に、自分の落書きを消してもらう
「自分のケツもふけないやつ」
というのもセットでついてくることになるが
きみは、そこはかまへんのか

自分の落書きを、きみを支えるたくさんの人と一緒に
消しているきみ自身の姿を想像してみたまえ
馬鹿馬鹿しいだろう…

この手の落書きは、決して初めてじゃない、

今年の春ごろだったか
ベンチにピンクのペンキで描かれた落書きにはのけぞった
「さやまLOVE」・・・・
どこらへんがLOVEなんだ

もう落書きを消すのは真っ平だ

落書きしているのをみかけたら、
迷わずすぐに
博物館か警察に通報してください!!