9月16日(月)(%くもり%)(%晴れ%)
歴史ある深江の伝統工芸、菅細工。ここ梅田の新しい人気スポット、グランフロント大阪にある「無印良品」さんで販売していただいてます。
先日、行ってきました。
「Found MUJI」という企画で取り上げられています。
—売場担当の方のお話—
「当社はもともとモノづくりというよりはモノを探す、見つけ出すというコンセプトで展開してきました。この活動を「Found MUJI」と称してさらに世界中の細部に入り込んで、いいものを探すことを始めました。
そこで深江さんの菅細工製品を東京青山の「Found MUJI」専門店舗(本部)とグランフロント大阪で販売させて頂いております。
その企画の指針として次を掲げています。(抜粋)
・その地域で培われてきた伝統と文化、先人の知恵に眼を凝らします。
・効率優先で生み出された量産品でもなく、美術工芸品や土産物でもありません。その地域特有の資源を用いた生活用品です。
・その地域の文化、生み出された背景を理解し、そのものの品質をていねいに説明していきます。
・商品の販売を通じて、技術の伝承や生産地域の保全に貢献します。」
——
このあたりは深江の菅細工によく該当していると思います。
売場では深江の菅細工は好評で小丸(コースター)等はすぐ完売したそうです。
僅かに「釜敷き」が一つ陳列在庫がありました。
我々は見慣れている身近な商品ですが、表示価格を見ると一般には実用工芸品として高く評価されているなぁ、と驚きました。
(※特別な許可を得て撮影しています。)
現在はドイツのガラスの器、イベリア半島(スペイン、ポルトガル)の商品をメインに展開されています。
このFound MUJIの企画そのもののファンも多く、リピーターの買い物客がよく来られるとのことです。
世界の伝統工芸の継承の実情を見ると振興の参考にもなりますね。
またそうした世界の伝統工芸を持つ地域と”姉妹地域”みたいな国際交流ができたらいいなとも思います。
梅田に行った折にはちょっとお店をのぞいてみてはどうでしょうか。
(%エンピツ%)IT広報 ゆば