6月10日(土) (%くもり%)(%雨%)
鳥取市鹿野町は菅笠を前面に押し出してまちづくりを
されている関係で9年前、東成区役所1階に造られた
オープンスペース「ふれ愛パンジー」のオープンセレモニーにおいて
時の平松市長と鳥取市長が深江笠と鹿野笠を交換したのが始まりで
交流会が行われる様になりました。

いつも鹿野町に行くとお昼はお食事処「夢こみち」
で(菅笠御膳)を頂きます。

菅田で菅がすくすくと育っています。
刈取るまで1か月半ありますので、まだまだ伸びます。
ここの菅は刈り取ったあと、そのままにしておいて、
切り株から新芽が出るので、それを育てる方式です。
菅田植えはしないです。

これより本番の交流会です。
深江に来ていただいた時には、深江の菅細工作品の
技術をお教えし、鹿野へ行った時には、鹿野の作品
の作り方を教えて頂くことになっております。
今回は菅の輪で作る釜敷を教えて頂きました。

男性には笠の骨づくりの勉強です。
先ず、真竹を四つ割りにして、それを又三つに割り
さしで測りながら薄く削っていく。
竹を曲げるときはロウソクの灯であぶりながら
曲げていく。
これも経験と勘と根気のいる作業です。
あれこれと交流していると時間のたつのが早く
お別れの時間となりました。次回は鹿野から深江に
来ていただく番です。
(%エンピツ%) よしむら
