7月12日(水) (%晴れ%)
軍艦島は長崎港より船で30分余り沖にあります。
今までテレビで見て興味がありましたので、
今回、行く機会がありました。軍艦島の
正式名は端島。1810年頃に石炭が発見され、
佐賀藩が小規模な採炭を行っていましたが、
1890(明治23)年三菱の経営となり、本格的海底炭鉱
として操業が開始された。

左側の建物は小中学校、7階建て鉄筋コンクリート
校舎、4階までは小学校、その上7階まで中学校。
島で唯一のエレベーターは給食運搬用。

島内案内人の説明。
端島の歴史、炭坑の仕事、島の拡張、当時の
島の暮らしについての説明があり、
狭い島で多くの人が生活する為1916年には
日本初の鉄筋コンクリート造の高層集合住宅が
建設され、最盛期には約5000人もの人々が住み、
当時の東京都の9倍もの人口密度まで達した。
危険な仕事のため給料が良く昭和30年代電化製品普及率日本一を誇った。

昭和49年端島鑛は閉山。無人島になり44年。
島の外観が軍艦「土佐」に似ていることから
「軍艦島」と呼ばれるようになった。

見学会が終わって長崎港に戻ってきたら、
イタリア船籍の豪華客船が入港していた。
中国からの観光客だそうです。
(%エンピツ%) よしむら
