地球冒険キャンプ’09 チャレンジスキーとは♪
チャレンジスキーは障害児(者)、幼児、スキーが苦手な子どもたちの楽しいスキー合宿です。
実施コンセプトは、「スキーが苦手な人のためのスキー」です。
普通スキーキャンプの主催運営者はたいていスキーが上手な人です。
どうしてもスキーやスポーツが苦手な人の感覚はなかなか理解できないものです。
私が小学生のころ、スキー合宿に参加して、どうしてもスキー靴が重たくて一歩も歩けなかったことがあります。私はそれを引率指導者に精一杯訴えたのですが、どうしても理解してもらうことはできませんでした。
私どものスキーは苦手な子どもの立場に立った。出来ない子どもの感覚・気持ちを考えたスキーでありたいと思っています。
スキーが上手なインストラクターとスキーが苦手なわれわれスタッフが、意見をぶつけ合って、[スキーができない、スキーが苦手な子どもたちのための]スキーを精一杯作り上げたいと考えています。
「地球冒険キャンプ’09・チャレンジスキーキャンプ」はノーマライゼーションの原則に立って、障害児(者)、幼児の受け入れも行っています。一人一人を大切に、一人一人の生活やスキーの練習プログラムを考えます。
参加者がプログラムに合わせるのでなく、参加者一人一人によってプログラムを変えていきたいと考えています。
以前は「歩ける子どもはスキーで滑ることができる」と言っていましたが、今は「立つことができればスキーを滑ることができる」と指導・支援技術も向上しています。
生活については、24時間体制でケアー・介助いたします。
障害児(者)や幼児は必要に応じてマンツーマンで、最高でも3人までを一人または複数のスタッフでケアーします。健常者の班につきましても最高5人までの班でケアーします。
何より、「楽しいスキー」を目標に、スキー・雪遊び・アフタースキーレクリエーションプログラム・仲間やスタッフとの人間関係・仲間との共同生活を楽しみたいと思っています。
キャンプは参加者一人一人が主役です。一人一人が輝ける活動を目指します。
日本で一番のスキーキャンプだと思っています。
今年も参加者のとびきりの笑顔を目指して・・・
代表 土井 彰