修論の合間に、ちょっとブレイク。
皆さんはインドシナ難民という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
インドシナ難民(インドシナなんみん)とは、
1975年、ベトナム・ラオス・カンボジア(総称してインドシナ三国)が
社会主義体制に移行したことにより、
経済活動が制限されたり、
同体制の下で迫害を受ける恐れがあったり、
体制に馴染めないなどの理由から自国外へ脱出し、
難民となった人々の総称である。
総数は144万人になるそうだ。
東南アジアで働いていた私は、
難民として、日本に渡り、
そして、母国に戻ってきた人たちと会う機会が
何回かあった。
ほとんどが通訳や旅行業者、大きい会社の幹部になっており、
政府の通訳になり、国際会議に出ている人もいる。
みんなが言うのは、
自分を育ててくれた、
日本という国と、里親を含めての日本人への感謝。
そして、その感謝を胸に、
今度は、母国の為に、働いていた。
私が今住んでいる関東地区、
特に、東京・大阪には、多くの難民が住んでいて、
普通に日本の会社で働いている人が多い。
難民で日本に来た人だけではなく、
日本に住む外国人たちと、
同じ地域に住む者として、
こちらが何かできること、一緒にできること、お願いできること、
これを話し合っていきたい。