日本にいる外国人ばかりではなく、
海外で日本語を勉強している多くの外国人がいる。
外務省の2006年のデータによると、
2,979,820人が外国で、学習しており、
その国は、133カ国・地域に渡る。
その8割弱が、アジアで、
9割が、アジア太平洋州。
韓国、中国、豪州の順で多いそうだ。
日本語と韓国語は、文法的に似ており、
同じ単語も多い。
以前に、韓国人と一緒に働いていたが、
微妙な三角関係や
マッサージ無料など
そのまま同じ発音で通じると言っていた。
学習の動機は、
日本研究や異文化理解、
最近は、アニメ・漫画等への関心から
勉強を始める学習者も多いそうだ。
そして、日本語能力試験という、
英語でいうところの英検のような試験があるのだが、
その試験を受けた学習者は、
2008年段階で、約55.9万人。
この数は、1998年に比べて、4倍になっており、
日本語を勉強する学習者が
着実に増えていることを示す。
この関心を
日本との交流、日本への理解に生かすために、
教師の質の高いレベルでの維持が
必要になってくるだろう。