先日、地方の中学によばれ、
先生たちと国際交流について、話す機会があった。

3年生の生徒150人中、
外国人の母親がいる生徒が5人いるそうだ。

あまり、外国人を見かけない土地だと思っていたのだが、
これにはちょっと驚かされた。

ほとんどが、農家に嫁いでいて、
方言などもあり、
最初は、みんな苦労していたそうだ。

また、中学生ぐらいになると、
子供がしっかりしてくるので、大きな問題はないが、
子どもが小さい頃はかなり大変だったと言っていた。

これは、地方の例だが、
都市に行けば、
更に、外国人の数も、
外国人を親に持つ子供の数も増え、
生活に関する不安を失くすように、
地方自治体単位で取り組んでいるところも多い。

地域の日本語教室だったり、
授業についていけない子供の特別教室だったり、
さまざまな取り組みがあるが、
将来的には、
いくつかのモデルケースを作り、
各地域の対応できる形で
情報提供をしていけたらいいと思う。

日本に住む外国人は増えており、
今後、自分の家の隣に、
外国人が引っ越して来る可能性もある。

実際、近所に外国人が住んでいる人も
多いだろう。

新宿の街を歩くと、
日本語より、
英語や韓国語、タイ語が耳に入ってくることも多い。

これからは共生の道が重要になってくるに違いない。