先日、先生方に会って、
生徒たちに、国際協力について話してきた、地方の中学校ですが、
生徒たちを中心に、
カンボジアに子どもたちに送る、
算数セットを集めてくれているそうです。
しかも、受験勉強が忙しい、中学3年生を中心に、
1,2年生にも声をかけてくれ、
着実に、支援の輪が広がっているとのことで、
嬉しい限りです。
カンボジアの小学校では、
入学時には、90%ぐらいが、学校に通い始めるのですが、
勉強についていけなくて、留年したり、
家の仕事が忙しかったり、
卒業時には、入学した子の40%ぐらいしか、いなくなります。
このドロップアウト率が問題になっていて、
特に、算数の勉強についていけない子どもが多いのも、
その理由の1つにあげられます。
ポルポト時代の影響で、
以前は、知識人・教師の多くが殺されてしまいましたが、
あれから、30年あまり、
教師のレベル・教え方のレベルも
ようやく少しずつ伸びているところなので、
できるだけ、その手助けをしたいと思っています。