さて、前々回に書いた外国人研修生の手続きの続きで。
ビザを取りにいき、
日本語を勉強するところまで書いたが、
さらに、クリアする壁がある。
外国人が保証金として、
渡航前にお金を払わないといけないところだ。
機関によっても違うが、
10万〜30万を、渡航前に保証金として支払い、
それで、渡航費、ビザ代などに充てる。
この10万〜30万は、
研修生自身が、家族や親戚からお金を借りて、
払うことが多い。
足りない部分は、
派遣会社が代わりに払い、
後で、研修生が稼いだ分から天引きするシステムもあるが、
利子がついて、ちょっと多めに払わないといけなくなる。
研修生がこのお金を集めるのは、
本当に大変みたいで、
マイクロクレジットのように、
何か、実家の周りの家から少しずつお金を借りて、
研修が終わり、日本から帰ってから、
ちょっと多めにお金を返すシステムがうまく整えば
外国人研修生がもっと日本で働くチャンスが増えると思う。