本日のヤフーニュースより
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100724-00000081-yom-soci
家や自室に閉じこもって外に出ない若者の「ひきこもり」が
全国で70万人に上ると推計されることが、
内閣府が23日に発表した
初めての全国実態調査の結果から分かった。
将来ひきこもりになる可能性のある
「ひきこもり親和群」も155万人と推計しており、
「今後さらに増える可能性がある」と分析している。
調査は2月18〜28日、
全国の15〜39歳の男女5000人を対象に行われ、
3287人(65・7%)から回答を得た。
「普段は家にいるが、
自分の趣味に関する用事の時だけ外出する」
「普段は家にいるが、近所のコンビニなどには出かける」
「自室からは出るが、家からは出ない」
「自室からほとんど出ない」
状態が6か月以上続いている人をひきこもり群と定義。
「家や自室に閉じこもっていて
外に出ない人たちの気持ちが分かる」
「自分も家や自室に閉じこもりたいと思うことがある」
「嫌な出来事があると、外に出たくなくなる」
「理由があるなら家や自室に閉じこもるのも仕方がないと思う」
の4項目すべてを「はい」と答えたか、
3項目を「はい」、1項目を「どちらかといえばはい」と回答した人を、
ひきこもり親和群と分類した。
その結果、ひきこもり群は有効回答の1・8%、
親和群は同4・0%で、
総務省の2009年の人口推計で
15〜39歳人口は3880万人であることから、
ひきこもり群は70万人、親和群は155万人と推計した。
ひきこもり群は男性が66%と多く、
年齢別では30歳代が46%を占めた。
一方、親和群は女性が63%を占め、
10歳代の割合が31%と高かった。
ひきこもりとなったきっかけは、
「職場になじめなかった」と「病気」がともに24%で最も多く、
「就職活動がうまくいかなかった」が20%で続いた。
ひきこもりになったきっかけは
職場になじめなかった 23.7%
病気 23.7%
就職活動がうまくいかなかった 20.3%
不登校(小中高) 11.9%
人間関係がうまくいかなかった 11.9%
今まで、海外で働いてきて、
一緒に働いていた人が日本に帰って、
心を病んでしまったという状況を
何度か目の当たりにした。
そんなことと、
ひきこもりになったきっかけを総合して考えると、
頑張りすぎる人、
結果を出さないと、と考えるまじめな人が
心を病んで、最終的に引きこもりになるケースが
多いような気がする。
そこで提案なのだが、
しかも、本当に個人的な意見で。
ひきこもりになってしまって、
社会復帰をしたいけど、
なかなか一歩を踏み出せないでいる人、
日本社会に恐れの気持ちがある人は、
海外で、ボランティアをしてみてはどうだろうか。
たぶん、この意見には、多くの反対があると思う。
1、お金は親から借りるのか?
2、日本で何か出来ない人が
海外で何か出来るのか?
3、ボランティアをしに来るのか、
ボランティアをされに来るのか、分からない。
4、日本に帰っても、どう生かしていくのか分からない。
たぶん、こんな意見が出ると思う。
しかし、このまま、同じ毎日が続くのより、
1ヶ月でも、環境を変えて、
もう一度、自分を変えるきっかけにしてみてはどうだろう。
自分のことを知らない人の前だったら、
逆に、本当に自分のことが出せるのではないだろうか。
そして、例え、ボランティアとして役に立てなかったら、
また、役に立つようになったときに、
もう一度来て、恩返しをすればいいのではないか。
人は迷惑をかけたり、かけられたりして、
それでも、助けたり助けられたりして、生きている。
本当は、そんな人たちを優しく受け入れてくれる機関があったら、
役に立つのではないか、と思うのだが。
実際には、難しいだろうか?