ラオスで日本語を教えていた女の学生がいます。
父親はフランス人、母親は日本人ですが、
育ったのは、父親の都合で、タイ。
通っていたのはインターナショナルスクールなので、話すのは英語。
家の中での会話は、フランス語。
日常生活は、タイ語、英語、フランス語で、
日本語を話すことはありませんでした。
そして、大きくなってから、
フランスに渡り、
そこに建築の勉強に来ていたラオス人と知り合い、結婚。
今度はラオスに住むことになりました。
結婚して、時間ができたので、
母親の言葉を理解したい、ということで、
日本語を勉強し始めて、
私がその担任でした。
6年前のことですが、
今でも、メールを交換しており、
今、彼女は、ラオスのビエンチャンで
ホテルのオーナーになっています。
泊まりに行きたいなと見てはいるのですが、
ビエンチャンでも、
5本の指に入る高級ホテルで、
財布と相談するまでもなく、厳しいのですが・・・。
でも、彼女が頑張っているんだったら、
私も頑張って働いて、
泊まりに行ってあげたいなと思います。