昨日書いた、
日本語の絵本や紙芝居を、日本語の学生に翻訳してもらい、
海外のいろいろな小学校に贈ろうというプロジェクトだが、

このプロジェクトには続きがある。

翻訳した日本語の学生が
地域の小学校に持って行くだけではなく、
学校で勉強できない子どもがいる地域に行って、
読み聞かせをさせたいとも考えている。

小学校に行っている子であれば、
翻訳した本を読むことができるが、
学校に行っていない子は
字が読めないことがほとんどである。

また、標準的な母国語を理解できずに
あまりきれいじゃない言葉を使う子も多いので、
できるだけ、いろんな言葉を聞く機会にしていきたいと思う。

そして、少しずつではあるが、
その親たちに教育の必要性を分かってもらう
手段の一つにしていきたいと思う。

私たち日本人が行って、
教育の重要性を、
親達に説明するのは難しいし、とても時間がかかる。

そんなときに、
日本語を勉強してきた学生たちは
私たちにとって、
強い味方になりうるだろう。