2月18日(土)、京都市立醍醐小学校にて地域安全マップ教室が開催され、当協会より指導員3名が訪れました。17日の夜〜18日の朝にかけて雪が降り、開催日当日は積雪・・・という中、指導員の心配をよそに子どもたちも元気に集まってくれました!雪自体はやんでおり、凍結もほとんどなかったため(しかも、長靴を履いてきてくれていた)、少し範囲を狭める程度で予定通りフィールドワークも行うことができ、充実した一日となりました。
【1班】
見つけやすい「物理的」な面だけでなく、心理的な危険箇所・安全箇所もしっかりと理解して調査してきてくれました。コメントもしっかりと書けています。6年生と3年生の合同班でしたが、6年生が3年生のフォローもしてくれました。特にマップ作りの際の集中力に担当した指導員もビックリしていました。
【2班】
寒い中、頑張ってたくさんの発見をしてきてくれました。「もっと調べたい」という気持ちが伝わってきます。事前講義で一番積極的に発言をしてくれた2班の子どもたち。とっても楽しかったのか、ずっと笑い声が聞こえてきました。マップ作りの際の最後の追いあげは凄かったようで、担当した指導員も驚いていました。
【3班】
「自分たちだけで考えてごらん」と指導員が言うと、班長が「みんなはこの場所についてどう思いますか?危険?安全?キーワードは何ですか?」と班の全員をまとめながらしっかりと意見を出し合うという、理想の光景となりました。キーワードもしっかりと理解してくれたので、少し難しい事例も自分の言葉で説明できています。
醍醐小学校は醍醐寺(世界遺産)の中が通学路にもなっているという、なんとも羨ましい小学校でした。通学路になっている子どもたちに聞いてみたら、「お坊さんが毎朝掃除しながら「おはようございます」と挨拶してくれる」のだそうです。そうやって地域の繋がりができるって、本当に良いことですね。また、今回のマップはすぐに校長室前に掲示して下さいました。「雪」という条件の中、色々とご協力頂きました関係者の皆様、京都府の皆様、本当にありがとうございました。