2019年10月27日(日)、東京都墨田区内にて地域安全マップ講習会が開催され、指導員4名、研修生3名で伺いました。講義、フィールド、マップ作り、発表・講評の一般的な流れで行われ、通常よりもやや短時間ではありましたが、4枚の素敵なマップが完成しました。
【1班】
1班を担当した指導員は、一人で指導するのが初めてで少し緊張していたようですが、地域の方々と積極的に意見交換ができており、とても良い雰囲気だったと思います。キーワードである「入りやすい」「見えにくい」について、参加された皆さんの理解も深まりました。完成したマップの飾り付けにもこだわりと遊び心が感じられる一枚です。
【2班】
かなりの枚数の写真を撮影したようで、模造紙の大きさの中に全ての写真を載せることはできませんでしたが、「これを載せよう」と決めた写真には一つ一つ丁寧にコメントを付けてくれました。マップ作りは作業がとても早く、楽しみながら作っていただけました。発表会では「この視点を今後も活かしたい」などの感想がありました。
【3班】
フィールドワークで写真をたくさん撮影してきてくれたので、その分コメントを書く作業に苦労したようですが(地域安全マップには使用写真の全てにコメントを書きます)、時間に追われ焦りながらも頑張って最後まで仕上げてくれました。講義だけでは分からなかったことも、フィールドワークやマップ作りを通して理解してくださったようです。
【4班】
4班の担当エリアはとても広く、1時間のフィールドワークではその1/3ほど回るので精一杯。しかし、見つけたポイントで議論をしながら、「景色を見分ける力を養う」という目的は達成できたと思います。班の方々からは「来年も再来年もマップ作りをして、最終的にはこの地域全てのマップを完成させたい」といった声もいただきました。
準備や調整、当日の進行やサポートに至るまで、たくさんのご支援をいただいている墨田区の皆様、ご参加いただいた方々に心より御礼申し上げます。地域安全マップはモノ作りではないので、作って終わりということはありません。この講習会を通じて養った景色解読力を活かして、これからも地域の安全を守っていただければと思います。
※地域安全マップ協会はFacebookでも情報発信しています。
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