20201114 朝霞マップ

2020年11月14日(土)、埼玉県朝霞市にて「地域安全マップ指導員養成講座」が開催され、当協会より4名の講師・指導員が伺いました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、かなり広い会場をご用意いただき、座席を離す(アクリル板も設置)、通常より少人数でのグループ編成、短時間、マップ作り等の作業も個別の座席で行う、マスク着用、加湿と換気…など対策を講じながら行われました。この講座は4年連続での開催となりましたが、2時間半という超短時間での開催&グループワークを避けるといった方法は初めてです。それでも、主催いただいた方々、ご参加いただいた皆さんのおかげで良いマップを作ることができました。尚、時間短縮と密を避けるため、タイトルやコメント用紙、飾りは各班を担当した指導員や市の職員の方が事前に作ったものを使用しました。地図自体も指導員が描いたものですが、コメントは参加者の皆さんが「子どもたちにも分かりやすく」と意識しながらすべて書きました。受講いただいた方は4名が初参加、9名が複数回参加の計13名。マップ作りの際は担当指導員は地図を書いたり写真をプリントしたりとバタバタしており、班のフォローをしきれない部分もありましたが、代わりに複数回参加されている方が初参加の方にコメントの書き方をアドバイスするなど、嬉しい光景も見られました。そして、相変わらず参加者の意識が高くて素晴らしいです。早く通常のマップ作りができる日が来てほしいとあらためて思いました。主催者の方々、事務局の方々、ご参加いただいた皆様、今回も本当にありがとうございました。

【1班】
指導員の斬新なイラストに笑いながらも、最後まで楽しそうにマップ作りをしていただけました。フィールドワークも時間いっぱい使ってじっくりと調査。危険な場所だけではなく、安全なポイントも見つけ、両方をマップに載せることで初めて見た人でも分かりやすいようになっています。他の班にも言えることですが、完成したマップを嬉しそうに眺める受講生姿も、指導員としては嬉しいものです。

【2班】
40分ほどのフィールドワークの中で、7か所ものポイントを見つけることができました。「入りやすい」「見えにくい」のキーワードのうち、「入りやすい」を先に確認する理由や、防犯カメラの設置ポイント、心理的な「見えやすさ」をつくる方法など、かなり深い話しをすることもできました。子どもたちに指導した経験のある方からは「子どもにこう質問されたらどう答えるのが良いか」という質問もいただき、とても充実した講習会になったと思います。

【3班】
例年は90分とっている講義ですが、今回は30分にしました。そのため、受講いただいた方にちゃんと伝わっているか不安だったのですが、複数回受講生はもちろん初めて参加された方の理解度も高く、担当した指導員も驚いていました。地域安全マップの一番重要な部分をしっかりと理解したうえで取り組んで頂けたので、コメントもしっかりと書けています。また、子どもたちが読めるようにとふりがなを付けているコメントもありました。

【4班】
朝霞名産の「人参」の装飾がいっぱいの、とても可愛らしいマップです。「子どもたちに興味を持ってもらえるようなマップにしてくださいね」と講義でお伝えしましたが、コメントも、すべて子どもたちに語りかけるように書かれており、「子どもたちに、少しでも安全に過ごしてほしい」という思いが強く伝わってきます。また、大切な二つのキーワードが目立つところに大きく書かれているのも良いですね。

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