2020年12月19日(土)、東京都杉並区の小学校にて、地域安全マップ作りの事前授業が開催され、講師として伺いました。感染防止の観点から、今年度は全クラスを集めての授業ができないため、1クラスごと3回に分けて行いました。もちろん、広々とした会場で換気も行いながらの実施。連続3回の授業は経験がありませんでしたが、どの回も楽しくできました。
1クラス目は元気いっぱいで、「もしもこうだったら」とか「こうも考えられるよ」と、子どもながらの視点でたくさん発言してくれました。自分なりの意見が言えれば良いのだと(最初から正解を答えなくても大丈夫なんだと)日頃から先生方がご指導されているのだと思います。自分で考え、そしてそれを言葉で伝えることが大切なので、その姿勢が頼もしかったです。
2クラス目は、最初の方は緊張していたのか自信がなさそうに手を挙げていた子も、後半は「発言したい」という思いが伝わってくるほどにまっすぐに勢いのある挙手をしてくれました。クイズで正解を発表したときの子どもたちの喜び方が本当に嬉しそうで、こちらも思わず笑顔になりました。教えたばかりのキーワードを徐々に使いこなしていく子どもたちはすごいです。
3クラス目は、まず挨拶が素晴らしくてびっくりしました。また、誰かが発表しているときには、相手が言いたいことをしっかり理解して「なるほど、確かにそうも考えられるな」と自分の考えと比べ、それぞれの意見を尊重している様子が伝わってきました。授業後には自然発生的に「また次回も宜しくお願いします」なんて次々に言ってくれて、素直に嬉しく思いました。
1回あたりの人数が少ない分、たくさんの児童に発言のチャンスを与えられたように思います。マップ作りはまだ先でも、「入りやすい」「見えにくい」の判断は今日からできます。子どもたちがしっかりと景色を見て考えてくれたらと思っています。
さまざまなご配慮をいただき、準備から当日のサポートまでしていただいた学校関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
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