211204 杉並区子ども向け授業

2021年12月4日(土)、東京都杉並区の小学校で「地域安全マップ」の出前講義を行いました。3年生のクラスごとに45分の授業を2回。どちらのクラスも元気いっぱいに参加してくれました。この小学校は、自分の思ったことを言いやすい雰囲気があり(先生や支援する方々がそういう状況を作ってくれていて)、子どもたちもイキイキしている印象。講師も楽しみながら授業を行いました。

【1組】
最初から最後まで、45分間ずっと誰かが手を挙げている(意見を言いたいとアピールしてくれている)という雰囲気。指名してもらうために名札を掲げてアピールする子もいて、なんだかほっこりしました。子ども向けの講義では一方的な説明ではなく、「双方向のやり取り」を大切にしているので、このような反応はとても嬉しいです。時間にも限りがあるので全員を指名することはできませんでしたが、重要なポイントはしっかり伝わったかと思います。

【2組】
こちらのクラスも積極的に授業に参加してくれました。「私は絵が下手だから、何を描いているのか想像しながら見てね」と前置きした上で、イラストを使ったクイズを実施。優しい子どもたちは、「絵、上手だよ」「自信もって」と講師をおだててくれました。1組もそうでしたが、「塀が高いから外にいる人から中の様子が見えにくい」とか、「ガードレールがないと車が簡単に歩行者に近づけるから入りやすい」など、キーワードを正確に使いこなしてくれました。

継続して取り組んでいるため、以前に作られた「地域安全マップ」の掲示を見て、どういうものか知っている子も増えてきました。それも、ただ「見たことがある」というレベルではなく、「犯罪に関することが書いてあった」と言ってくれる子やキーワードを理解している子もいて、講師もビックリ。続けることの重要性をあらためて感じました。

3年生は、これからフィールドワークやマップ作りを行う予定とのことで、どんなマップになるのか今から楽しみです。お招きいただいた方々に感謝します。

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