2022年3月12日（土）、東京都杉並区の小学校で行われた地域安全マップの発表会に伺い、講評をさせていただきました。
昨年12月に事前授業を行いましたが、その後、保護者や地域の方々にサポートいただきながらフィールドワークを行い、マップを完成させたとのこと。この小学校のプログラムの良いところは、「講義」「フィールドワーク」「マップ作り」「講評（まとめ）」のそれぞれにしっかりと時間を割き、子どもたちの理解度を高めていることにあります。実施する日も異なるため、その度に内容を思い出し、自分の頭で考えている子どもたち。だから、発表会のレベルも高い。「入りやすい」「見えにくい」というキーワードを正しく使って、説明してくれました。
これだけ充実したプログラムですから、先生方や授業を支援する方々の準備や調整も大変なことだろうと思います。それでも、決して妥協せずに何年も実施しており、「子どもたちのために」という思いが伝わってきます。本当に頭が下がります。
講評では、授業を通して何度も使ったキーワードの復習を行い、安全の三原則を教えました。また、今回は、SNSなどを通したインターネット犯罪にも同じキーワードが当てはまることを説明。そして、地域安全マップを作るために手助けしてくれた周りの方々、見守ってくれる地域の大人などの存在に気付き、感謝しようと伝えました。その気持ちがきっと、安全を広げることに繋がるでしょう。
今年度も支援本部の皆様や先生方のおかげで、とてもスムーズに授業ができました。また、保護者や地域の方々にはたくさんのご協力をいただきました。本当にありがとうございました。頑張った子どもたちにも拍手を送ります。
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