9/18(日)熊野市紀和町で活動しました

●チーム津の48人は、熊野市紀和町で活動しました。
16人づつ、小船、楊枝、和気の三つの地域に分かれ活動しました。

●活動様子の一部
コーディネーター萩野が活動したのは、川から7メートルくらい上の土地に立っている3階建ての3階まで冠水したお宅。
そのお宅の泥出しとほぼ一切の家具の廃棄。
家の中すべてに、1センチから3センチの泥がつもっている。
42インチの液晶テレビ、冷蔵庫、カーペット、カーテン、照明器具、木の建具一切がゴミになってしまっている。普段の熊野川の清流からは想像できない、泥流が家と家の中の家具すべてを泥だらけにしたのだ。この泥流は、非常に粒子が細かく、戸棚の中のものもすべて泥だらけ。すべて捨てるために、家の外に運び出し。
「水に濡れた」とおもっていたのだが、まったく異なる被災状況だった。

泥出しは二軒だったが、被災されたご家族によれば、「自分たちで片づけると一ヶ月はかかると途方に暮れていたところだった」との事。

私たちの活動は、ご家族には大変よろこばれ、ビール、ジュース、パンなど買いだしされ勧められた。撤収前にしばし休憩。ビールを飲む前に、なぜか「乾杯」と言ってしまったオッサンがおり、皆からブーイング。

大変助かった」とのお礼の言葉とともに、マイクロバスで引き上げる我々を見送っていただいた。

●現地の様子
紀和町の周辺部(テレビでは紀宝町の被害について報道されているが、実は熊野市紀和町は、地形的には、紀宝町の奥。市町村合併で、奥に回り込むかたちで紀和町が熊野市に編入された)
熊野市紀和町ということで、ボランティアが不足している。
入鹿サテライト(紀和町ボラセン)スタッフから、さらに支援が居ることをアピールして欲しいとの伝言を受けた。

紀和町への支援をよろしくお願いします。