1月27日(木)ワールド・ビジョン・カフェを開催!

ワールド・ビジョン・カフェは、1人でも多くの方に貧困に苦しむ子どもたちの現状をお伝えし、子どもたちのために私たちにできる“何か”を見つけていただくだけでなく、ワールド・ビジョン・ジャパンの活動に関心を寄せてくださっている方々とのコミュニケーションをより深めるための機会として、ワールド・ビジョン・ジャパンが定期的に開催しているイベントです。
ワールド・ビジョンの活動を知ったばかりの方や、ご存知でない方々のご参加も大歓迎です。ぜひお気軽にご参加ください。

今回のテーマは、マラウイ共和国。
海外事業部開発援助事業課の中村スタッフがご報告します。

マラウイは日本の北海道と九州をあわせた面積を持ち、労働人口の約80%が農業及び農業関連事業に従事している農業国です。

ワールド・ビジョン・ジャパンでは現在クーユ、キアンボゴコの2地域において、チャイルド・スポンサーシップによる支援活動を実施。両地域においても、農業が主産業ですが、土地がやせているために生産性が低いなどの問題を抱えています。また十分な食料の確保が難しく、子どもたちの栄養状態が深刻です。加えてクーユ地域の位置するムジンバ県ではHIV/エイズ感染率がマラウイ全体の感染率よりも高いことから、感染拡大を防ぐ対策が急務となっています。

活動分野は上記分野に限らず、水・保健衛生、教育なども行っていますが、どの活動においても支援地域の人々が支援に依存してしまうことがないように、住民主体で活動を進めています。

中村スタッフはマラウイの支援地域を担当しており、支援活動のモニタリングを行いました。

「マラウイは、Warm heart of Africaと言われます。人々の心の暖かさを感じる国です。
首都リロングェでさえ、ゆっくりと流れるアフリカの大地の時間を感じられるくらい、とてものどかです。

一方、そのゆっくりが支援活動の上で、色々な弊害を起こします。
国中のガソリンや銀行の外貨もなくなってしまう・・・このようなことが度々起きて、難しさに直面します。
ですが、そのような中でも、人々と共に、一歩一歩地域の変革に取り組んでいます。」と、中村スタッフ。

カフェ当日は、中村スタッフが出会った支援地域の人々や子どもたちのようすを交えながら、
チャイルド・スポンサーシップによる支援活動についてお話します。ぜひご参加ください!

■ 日時:2011年1月27日(木)11:00〜12:30(10:30開場)
■ 会場:ワールド・ビジョン・ジャパン事務所
JR山手線新大久保駅より徒歩5分/JR総武線大久保駅より徒歩3分
■ 参加費:無料
■ 参加申込 http://www.worldvision.jp