里山の風景はのどかですが、雑木林の山奥には
様々な動物が生息し
特に夜行性のアライグマやハクビシンは
甘いスイカやトウモロコシが大好物で、
私たちの畑も数年前に食害にあいました
いろいろ調べたところ
彼らは糸のように細いネットは爪に引っかかり手が出ないそうで
周辺の畑を見てもトウモロコシ畑はそのネットでしっかり囲んでいるので
私たちもそれに倣いました
また彼らは目視で判断するようなので
スイカにはネットのほかにカゴをかぶせて隠したら大丈夫でした
畑の隣の竹藪が山につながる獣道になるため
少しずつ刈り取ると最近は被害はなくなりました
動物との知恵比べで何とか効果がでたところが
トウモロコシだけは2年続けて負けています
数年前は囲いは破られトウモロコシの茎も倒され
食べかすは軸の方までメチャクチャにかじってあり
明らかに動物の食害と分かりました
しかし今年も去年同様、まったく荒らされた形跡はなく
もぎたてのトウモロコシを器用にトウモロコシの粒だけかじって
全部その場で食べた後の軸が20本も畑に捨てられていました
周辺の農家によると野菜泥棒の被害は結構あるそうです
一粒の種から何か月もかけて育てたものを
一瞬でとられてしまう悔しさは育てた人間にしかわからないでしょう