[仁川まち協]癒しのフォト vol.00109

[仁川まち協]癒しのフォト vol.00109

 昨日の「震災追悼コンサート」で奏でられた楽器「トーンチャイム」についてご紹介をさせていただきます。

 もともとはイギリスでバンドなどの補助楽器として誕生したものですが、日本へは比較的最近、20年ほど前に入ってきたとの事。

 形状は、細長いアルミ製の筒にハンマーが付いていて、手に持って振ることでハンマーが筒に当り共鳴して音が出る仕組みになっているようです。

 楽器の分類としては「打楽器」になるのでしょうね、ピアンの鍵盤を外したようなもので、チャイムの数は54本が標準で、理想的には一人が5〜6本を操作、10人ぐらいで演奏するのが良さそうです。今回のように演奏者の数が少なく4人ですと、一人当たりの分担が増えて忙しそうに見えます。

 また、曲目ごとにチャイムを入れ替えたりしますのでなかなか大変です。

 楽器の紹介説明の光景を添付していますが、短く小さいチャイムでは高音の鋭い音色が出され、丈の長い大きなチャイムからは低音の重々しい音が発せられます。音域は2オクターブと限られているようで、追加のチャイムで広い音域をカバーしているようです。鈴木楽器から販売されています。

 楽譜も独特のもので、演奏者の分担が厳密にマーキングされていました。

https://www.voluntary.jp/weblog/myblog/177
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 (写真記事=仁川在住写真愛好家 / 構成&編集=サトウ基裕