［仁川まち協］デジカメ技術のコーナー vol.00006

　今日の梅林の写真は「源平」です。源氏と平家の旗色の「白」と「赤」の２色を入り混ぜて咲かせる花にこの源平という名が多く付けられていますね。

　源氏と平家の戦の最終結末を知ってか、殆んどの花において「白」の方が優勢で、「赤」というよりも淡いピンク色が控えめに混じりこんでいるのが多いようです。

「驕る平家は久しからず」と源氏優位の見方が一般的ですが、読む本によってはその逆の印象を受けることもありますので、今回の写真では、少し平家の赤色を強めておきました。

　源氏の本拠地・鶴岡八幡宮の境内には源氏池、平家池の二つの大きな池があり、当初は、源氏池には源氏の旗色の白い蓮が、平家池には平家の旗色の赤い蓮が植えられていたそうですが、現在はどちらの池にも白と赤の蓮が仲良く咲いているのが見られるようです。

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　（写真記事＝仁川在住写真愛好家／構成＆編集＝サトウ基裕）